工 業

113 北海道製材精穀株式会社
 岩見沢町南二番地に位置し、明治四二年九月の創立である。製材精穀ならびに委託売買を業としており、資本金は一万円である。岩見沢における工業の先駆をなすものであった。


114 吉田ゴム工業株式会社
 大正十三年九月、六条東三丁目に吉田庄三郎はゴム靴の製造を行った。


115 電気雷管製造作業
 日本化薬岩見沢作業所で、ダイナマイトや導火線・雷管の製造をしていた。これは石狩炭田・空知炭田などの炭礦からの需要に支えられて生産されて来た。炭礦閉山にともなう需要減につれて生産は停止された。


116 導火線製造作業
 大正一五年日本導火線株式会社岩見沢製作所が設置され、導火線製造を業とした。石狩・空知炭田の開発にともなう需要増をその背景としている。


117 オブラート製造作業
 戦後、日本オブラート株式会社の設立をみたが、まもなく経済事情のため閉鎖された。

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